2024防災不燃木材連絡協議会の目標
• 戦後79年を迎える今日、日本の森林の自然環境の循環が大きく変化しつつあります。この四半世紀、林業が衰退して、益々自然環境の循環が悪くなり、本来の森林の役目を失いつつあります。IPCCの公表やCOPの取組課題は地球環境規模で環境主題の視点であらゆる生産・建設・消費に於いて、温暖化対策にシフトした政策の推進が求められます。「持続可能な社会」の実現を目指して人間の安全保障「SDGs17項目」を発信致します。不燃木協が一体となって活動を行っている(一社)木の総合文化・ウッドレガシー推進協議会は、環境の見地から林業・木材産業に関係する企業・団体等の連携・協議を密に行い、同産業の振興に必要な政策の樹立及びその効果的な実施について、国会、政府、行政等に提案を進めております。その一つとして木材の都市での活用が重要です。そこには難燃薬剤処理木質材料(不燃木材)の役割がある事を踏まえて不燃木材外装委員会と共同して活動を強化していきます。
• 建築基準法において、不燃木材の大臣認定がありますが、大臣認定の性格上、認定製品とはそれぞれ個別の仕様認定となっていますが、不燃木材マテリアル(材料群)をセグメントとして明確化して、木材マーケットの拡大や関連産業の興隆を呼び起こし、それによりマーケット(市場)サイズを業界及びマテリアルとしての信頼性を確立から拡大を目指します。
• 内装に止まらない市場供給に答える事が出来るマテリアルとしての規格にも対応できるように、日本建築学会や日本建築士会連合会、産地や地区、それに薬剤分野や塗装分野ら、関係各所との議論を行います。
• 国内外の市場の拡販と周辺領域拡張により更なる成長を計画していきます。